部屋

年末年始と何日間か空けた部屋に帰る。

年末のゴタゴタの中で、大掃除をせず、帰郷の準備を慌ててして、脱ぎ捨てられた服が転がっており、去年までの自分の痕跡、習慣がしっかりとこびりついていた。

風呂トイレだけは掃除した分新鮮な空間になってはいたが…


 新たな決意と目標を携えて幾分新鮮さを取り戻した私には、ありありと去年の自分の気配が沈殿している部屋に、薄い膜のような隔たりと、違和感を覚え、掃除しておけばよかったと後悔した。


『掃除』は無論物質的にゴミ、塵、埃を取り払うことはもちろん、場を清める作業でもあり、また同時に自分をも清めることの出来る作業でもある。
自らにこびりついた垢は部屋の汚れと呼応しているものだ。

今回の経験でより、掃除というものが、自分をも清める作業であることを痛感させられた。


部屋に座ると、去年の自分が沈澱した層に覆われ、じわじわと現在の自分に浸透して新鮮さを侵蝕して来ることが分かる。

全く困ったものだ。
例題として扱ってもらってもいいくらいの自業自得さだ。


ということで、少しづつ掃除をして行くことに決めた。
リミットは旧暦の正月が来る前迄に。


しかし、部屋というのは、自分の習慣、慣習が表現されたものだと思う。

よく占い師が部屋の様子やらを言うが、そりゃそうだと思う。
その人の生活、習慣が表現された恰好の資料であるのだから。



部屋…自分の歴史も刻まれている。

でも汚れは汚れです(笑)。

綺麗に磨いて、自分の歴史を浮彫りにし、見詰め直し、新たな自分を組織するいい機会にもなると思う掃除。


大掃除をちゃんとした人は素晴らしい!

見習わせて頂きます!

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プロフィール

Yasuchika Konno

Author:Yasuchika Konno
金野泰史
舞踊家/俳優/生躰研究家


1999年俳優を始め、2003年から舞踊(舞踏)・俳優・パフォーマンスアーティストとして活動を開始。音楽家、美術家、写真家など他ジャンルのアーティストとのコレボレーションも多々行う。
底辺から頂点に自身が日々稽古して探求する中で捉えた身体観、身体感覚を通しての表現を追求している。
2009年パフォーマンスグループ【KIUNJI】(キウンジ)を立ち上げる。現在は芸術企画【KIUNJI】としている。
また生躰研究家として「身体との付き合い方WS」も定期的に開催している。

このサイトでは、金野泰史、【KIUNJI】企画の公演情報や自身のステイトメント、また生躰研究家としての身体観や考え方をブログ形式でお知らせします。


公式サイトはこちら



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