「野生」という言葉がまた巡り巡りて訪れたグレゴリオ暦の終り間近な旧暦11/3を迎えて





旧暦の11月1日(12/22)
太陽と月の復活が重なる日「朔旦冬至
その一日前に仕事を納め
次の日に今の私を育んだ身体観と向き合いに行く。

収めた仕事は私が芸事を傍に置いて関わった仕事
(くしくもそれが一つの舞台という形で終わったのにも感慨深いものがある)
その仕事で関わった問題は、私にとってこの社会の日本の世界の問題の現れと向き合う作業であった。
またその仕事は生命に深く関わることであり、
生命とは何か?生とは何か?を問い続ける私の人生のテーマと深くリンクしていた。

一度この仕事からは離れるが、これからも私の中では大きなテーマとして考え続けることは間違いないだろう。
そしてこの問題に関わって生きたいと思っている。

その仕事の中で、「野生」というキーワードが巡り巡ってきて、自身のプロフィールでも使うことのあるこの「野生」という言葉ともう一度向き合っているのだが、
そんな中、その仕事の終りが偶然にも「朔旦冬至」という星の運行とマッチしたことに、「野生」という言葉の意味を補強する大きな必然を身をもって感じている。

(ここではまだ「野生」ということについて改めて書き記すことはしないが、折を見てしっかりと明文化して行こうとは思う)


「朔旦冬至」その当日は、休みなく働いた身体と共に泥のように眠りについた。

太陽が死に、月が死ぬと共に、身体が死んでいくに任せて眠った
甦る生命の明かりを待ちわびながら
その明日を信じながら
眠った

命に終りはない
巡るだけ
巡り巡って
ただここにつくねんと在るだけだ

そして太陽は登り
私も目覚めた

とてもよい天気で
青空は幸福という概念に疑問符をつけさせないほど碧く
辿り着いたは
富士の麓
南アルプスの山並み
八ヶ岳の雪化粧

ひびの入った足の親指を引きずりながら
山々に挨拶をする
シェイクハンドのような
ハグのような挨拶の仕方で

心地よい寒さと太陽の光

師匠に迎えに来てもらって
美味い鳥を食わせてもらって
羊水のような風呂に浸かって
身体と命と向き合う

「生かしていただいてありがとうございます」 
いやはやそれ以外にどんな言葉があるでしょうか? 

だから申し訳ないけど、足の踏み場もないくらい世界に散々している問題を傍に置かせてもらったわ
何故ならそこでは、足を踏めたから
悲しみや憂いや血や涙を踏みつけることなく
大地を感じられたから

もちろんその重みは傍に置いた問題と繋がっとるよ
でもさ、それと同時に世界の美とも繋がっとるんだわ

それがリアルだと思う。
どの瞬間にもそれは同時並列に、違う周波数、色とりどりの周波数、美臭、腐臭の周波数で俺らを取り巻いとって
そのヴァイヴスが俺らを通り抜けていくのだから
俺らのヴァイヴス次第で、その周波数、波動は変えられる
そういうチカラが、見えないチカラが、通り抜けるチカラがこれからの時代必要であって
それを知るためにも、やっぱり自然のエネルギーと繋がっとかんとな~と
山の稜線を見ながら、オープンマインドしとる傍らで
6ヶ月の小さなお人が、俺を見つめてくれたりしとってさ
彼の進化や、成長や生命の温もりを感じながら
時間は緩やかに流れて行きました


そんなささやかで穏やかで温かい時間を過ごさせてもらった『縁』に深く感謝

まだ書きたいことはあったようで、なかったようで

『縁』 ということで とりあえず






また私は、舞台人として、芸術家として動き始めます。
舞台のチカラ、芸術のチカラ、通り抜けるチカラをどこまで自分が体現することが出来るのか、挑戦していきたいと思う次第である。





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プロフィール

Yasuchika Konno

Author:Yasuchika Konno
金野泰史
舞踊家/俳優/生躰研究家


1999年俳優を始め、2003年から舞踊(舞踏)・俳優・パフォーマンスアーティストとして活動を開始。音楽家、美術家、写真家など他ジャンルのアーティストとのコレボレーションも多々行う。
底辺から頂点に自身が日々稽古して探求する中で捉えた身体観、身体感覚を通しての表現を追求している。
2009年パフォーマンスグループ【KIUNJI】(キウンジ)を立ち上げる。現在は芸術企画【KIUNJI】としている。
また生躰研究家として「身体との付き合い方WS」も定期的に開催している。

このサイトでは、金野泰史、【KIUNJI】企画の公演情報や自身のステイトメント、また生躰研究家としての身体観や考え方をブログ形式でお知らせします。


公式サイトはこちら



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