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4/6のartperformance 「NARASARE」後記




今回のありあるクリエーションズ第35回番外編「NARASARE」のテーマというか、視点はこうです。

「ナラサレ・・・・無意識に・・自動的に属してしまっている
何かに対する一つの想い、行い、動き、所作、音、発露、感覚・・・
あなたは この時代にナラサレていますか? それとも・・・!?」  (恒星の言葉でしょう)

私としては「ナラサレない」という立場で、それが=「自由」=「芸術の役割」みたいな繋がりを持っているのですが、

今回扱わせて頂いたテキストの中で、このような一節があります。

「君は慣例にしたがうな 君は即興を許されている 君はしかし占うな 予言するな」 

とりあえず、先に書いた繋がりについて少し説明しておきます。

「自由」=「芸術の役割」という事なのだが、どうしてそれがつながるのか?

芸術の一つの役割として、「ものの見方を変える」というものがあると思っています。
そして、そのような事を言って実際にアートプロジェクトを展開しているJRというアーティストがいます。
JRのTEDーアートを通して世界をひっくり返す。興味のある方は是非。
そのアートプロジェクトの進み具合は
こちらです。 本当に素晴らしいプロジェクトです。(嫉妬しちゃう笑)
で、今東京なら
ワタリウム美術館に行けば、このプロジェクトに参加できます。(まだ私は行ってないのですが、行く予定です)

で、JRのことは置いといて、「ものの見方を変える」ってことなんですが、一つの言い方として芸術は「斜めからを見る」といったのはジャン・ジュネ(とってもラディカルな方で)らしいのですが、我の師匠も「私たちが見ているのは『真実の影』」というようなこと言っていて・・・斜めから見るっていうのは、一つの比喩として、ある一つの事柄に対してどの角度から光を当てるかで、影は如何様にでも変化していくわけです、それを小難しく言うと、トポロジーと似たようなことになると思っている私なのですが(たぶんその専門の人に言わせたら全然違うかも笑)、そういうアプローチをしたものを表現にしていくのが、芸術の一つの役割と思うわけでして、それを見た人が、新たなものの見方を考えて頂いて、何か気付いてもらい、新しい感受性を開き、行動していく・・・というような始めのキッカケを与えられるジャンルが芸術で、そのものの見方、感じ方が変化または増えることによって世界が広がるわけでして、それが豊かさに繋がると思うわけです。 (とちょっと大雑把に行かせてもらいました) 

まあ、単純に今の世の中は私の感覚では、大きく変容を求められている時代に突入しているわけでして、故に芸術の役割のその一つの影の、または光の当て方の重要性は高まっているように思うわけです。

で、話をもどして「自由」につながる理由は、もうお分かりかと思うのですが、ものの見方の自由度ということですね。
それは個々人が自分で「考え」ないと難しい話なのですが、また強引に結びつけると「ナラサレ」っていうのは、そのものの見方の自由度を狭められてませんか? 一つの見方で、思考停止してませんか? みたいなことになるんです。 
それで、今回はテキストを使って、ちょいと観念的な部分を強くしたperformanceとなったわけなんですね。
どうしても、言葉を使うと観念的になりがちな私(笑)。 まあそれが何だかんだで好きなんですけど、でもですね! その観念的な事柄から逃避するために身体表現をしていたりするわけです。 
観念的なことが好きな私は、やはりその時点で観念的なことに拘束されているわけで、そこからの自由度を求めているにも関わらず、自らを拘束しているという矛盾を孕んでいるのですね~。 

で、そんな私が何故身体表現なのか?というと、「人は分かり合えない」(観念的には)という原則が私の中でありまして、それを飛び越えられるのが生命、身体ということで、そのような身体観をベースに身体表現を行なっているワケなんですが、ちゃんと飛び越えられる方法論というかアプローチ方法があるわけでして、それを知ったからやっとるわけです。 単純に
レゾナンス的な身体観ということなんですが、身体観というと観念的になりがちですが、実際にあるわけなんです。とっても科学的に。(現代科学の様に狭められた範疇の科学ではない科学的ということ)

ということで、疲れてきたので(笑) はじめのテキストに戻ります。
(いや~論理的思考も苦手だし文章を分かりやすく書くのも訓練不足なので、一苦労!ははっ)



「君は慣例に従うな 君は即興を許されている 君はしかし占うな 予言するな」 

なんですが、この「君は慣例に従うな・・・」というのは上記に記した「ナラサレ」とリンクして、その次の「即興を許されている・・・」というのは私の身体観とリンクするわけです。 

で、「君はしかし占うな 予言するな」というところも思うことがあるのですが、こりゃあ長くなるのでまた別の機会に・・・すいません。

それから、もう一つの「世界の終わりのための細部」の方は、そなまま「世界の終わり」を感じとる今日この頃の私なわけで、「世界の終わり」と言っても、ある時代の終わりということも思ってみたり、根本的な終焉とも思ってみたり、終わりということより変容と言ってもいいかもとか思ってみたりと、まあ様々何ですが、分かりやすく「世界の終わり」なわけです。

で、その時代の流れの中でナラサレてしまっていると乗り遅れるよみたいなことなんですけど、まあ「世界の終わり」なので、乗り遅れてもいいかもしれませんが、生躰研究家としては生命を十全に生かして欲しいという願望があるので、サーフィンしたことないですけど、波があったら乗りましょう!という感じで、いいのか? ん~(苦笑)
まあ、とりあえず今回のところは波に乗らないと楽しくないよ~ってことで終わらしておきます(笑)。いや「楽しい」って言うのは、生躰研究家としたら、生命が溌剌としていないとダメなので、波に乗れないと生命が溌剌としないよ~ということにします!


そんなこんなで、ちょいとポニョを思い出してしまいました。例のジブリの!あの荒波に乗っている
ポニョの絵。

ということで、書いていたら、書こうと思っていたことを思い出せなくなりました(爆) もうちょっと重要なことがあったような気がする。

まあまあ、そんな感じで、今回はちょいと観念的な想いが強いのもあったりする中で、一つの演出の目的として、今回のイベントに参加していただいた方々には、テキストの言葉を持って帰ってもらいたいという想いもあり、またその言葉をただ喋るだけではなく、動きを伴うことによって、その強度を強めるということもあるし、身体と言葉の繋がりということも重要なポイントであったりと、そんな感じであります。

ということで、今後も私金野、また定方まこと、共演者の方々、そして恒星、ありあるクリエーションズを今後ともよろしくお願いしますということで、終わります。 

ご来場頂いた皆様ありがとうございました。 

また私たちのperformanceのテキストの言葉のどれかを持ち帰られた方がおりましたら、どの言葉だったのか教えてもらえたら幸いです。 









あっ、そうそう実はテキストは「NARASARE」のコンセプトが決まる前に決まっていたという裏話。
でもですね、そこが芸術家の時代性というか共時性というか、そういうものでリンクしていたりするわけです(笑)




それから、もう一つ。 このように説明しているわけは、作品に対するコンセプトや意味性は別に隠す必要なくて、伝えたいことは伝えたいのですが、どっちかというとどうでもよくて、それよりもその現場で起きていることに感覚を開いて欲しいから、頭はもうオッケー状態になっていて欲しいというのが、最近特に思っていることです。 
私の一番の重要性は身体のレゾナンス的なことなんです。 ということで。






それと、私たちのperformanceにおけるタイトルは実はありまして、相方の定方には明確に伝えてはいなかったのですが(笑)

「せめて穏やかに滅びゆくためのオシマイ」というタイトルというか、これをコンセプトに作品というか舞台を踏んで行こうという計画がございまして、それの第一弾ということで、やらせていただきました。 







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プロフィール

Yasuchika Konno

Author:Yasuchika Konno
金野泰史
舞踊家/俳優/生躰研究家


1999年俳優を始め、2003年から舞踊(舞踏)・俳優・パフォーマンスアーティストとして活動を開始。音楽家、美術家、写真家など他ジャンルのアーティストとのコレボレーションも多々行う。
底辺から頂点に自身が日々稽古して探求する中で捉えた身体観、身体感覚を通しての表現を追求している。
2009年パフォーマンスグループ【KIUNJI】(キウンジ)を立ち上げる。現在は芸術企画【KIUNJI】としている。
また生躰研究家として「身体との付き合い方WS」も定期的に開催している。

このサイトでは、金野泰史、【KIUNJI】企画の公演情報や自身のステイトメント、また生躰研究家としての身体観や考え方をブログ形式でお知らせします。


公式サイトはこちら


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