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良し悪しではなく




最近ちらほら、お客さんからの感想で「気持ちよかった」という感想をいただくことがある。

私はそれを聞いたとき、自分の今の方向性に気付かされた。








私が人前に立って何かをする理由。 

「良いものを観せたい」とか「感動させたい」とか色々と考えてきた。

それは舞台毎、performance毎にいつも改めて考えさせられることだ。

何故に人前に立って何かをするのか? 

人前でやる必要があるのか? 

一人でやっていればいい話ではないのか?

そうでないなら、何故人前に立つのか?








そんな表現者人生の中で、私はお客さん、観客に気づかされたのだ。

観ている人を「気持ちよくさせたい」と。

その感想を聴いたとき、「それだ!」と私の中で合点がいったのだ。

「そうそう、それそれ!」と


「良いもの」というのは、常常考えてきた。

何が良いのか? 本当の良いものとは何なのか? 

無論その答えはまだ見つかっていないが、それはこの人生が終わるまで背負い続ける命題だろう。

そんな中で、良し悪しではなく、「気持ち・よく」というのはとてもハッキリした方向性だ。


だが、ここで注意しておくのは、「気持ちよい」というのが、刺激と反射の関係ではない「気持ちよさ」ということだ。
その気持ちよさには時間差があるかもしれないし、感情的には気持ちよくないかもしれない、肉体的にはきついかもしれない・・・でも「気持ちよい」という感覚。 

私の中での理想とする「気持ちよさ」

それは、言語で解説することはできない。
擬音語で言うなら、「す〜」かな。(今思いつく限りでは) 
肉体的に認識できるところでは、深呼吸するような現象が起きるってことだと思われる。 
出来ることなら、とても深い深い深呼吸。 


とにもかくにも、今の私の方向性は「気持ちよい」という経験が起こるようにしたいということだ。

そしてそれはお客さんに教えてもらったということ。 

またそれはWSに参加していただいている方々にも教えてもらっている。 


そんな私は恵まれている(笑) 


   


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プロフィール

Yasuchika Konno

Author:Yasuchika Konno
金野泰史
舞踊家/俳優/生躰研究家


1999年俳優を始め、2003年から舞踊(舞踏)・俳優・パフォーマンスアーティストとして活動を開始。音楽家、美術家、写真家など他ジャンルのアーティストとのコレボレーションも多々行う。
底辺から頂点に自身が日々稽古して探求する中で捉えた身体観、身体感覚を通しての表現を追求している。
2009年パフォーマンスグループ【KIUNJI】(キウンジ)を立ち上げる。現在は芸術企画【KIUNJI】としている。
また生躰研究家として「身体との付き合い方WS」も定期的に開催している。

このサイトでは、金野泰史、【KIUNJI】企画の公演情報や自身のステイトメント、また生躰研究家としての身体観や考え方をブログ形式でお知らせします。


公式サイトはこちら


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