「勘」・・・今を生きる







私は「今を生きる」を勘違いしていたようだ。



これは私だけの話かもしれないが・・・


簡単に言えば、考えずに行動する。 無責任に決定して行動する。


私は随分と考えずに行動していると思っていたのだが、多くの場合何だかんだ考えて行動していたのだ。


そして何も考えないで行動するための衝動は何かといえば、「」 



千三百年前からの姿をそのまま残す法隆寺最後の棟梁 西岡常一。
氏は言う。


「科学はややもすると、経験や勘を枠の外に外そうとする傾向がありますが、経験も立派な学問なんでっせ。数字や文字にできんからというて無視しってたら、大きな損失ですな」 


そしてまた、その弟子の棟梁 小川三夫(鵤工舎舎主)氏は言います。 

「法隆寺や薬師寺の建物は、職人から職人たちへの手による記憶によって引き継がれてきた。
その手の記憶は、この後にかに科学が進んでも、言葉にも数式にもよらす、やはり人間の体を使ってしみこませた記憶によってしか伝えられないでしょう」



このお二方が言っている「勘」とは、私には文化そのものであると感じます。


そして私が「勘」で行動できないのは、その文化を失ってしまったのも大きな原因だと思うのです。 


ここで言っている「勘」とは、ヤマ勘とは違うものです。 
西岡常一氏が言っているように「、経験も立派な学問なんでっせ。」
ということです。

学問ということは、学ぶことが、鍛えることが出来るのです。

だが、その学ぶための場がないのが問題でもあるのですが、やり様によっては学び鍛えることも出来るでしょう。

それは本来の科学的なことであるかとも思います。 


そんなことを思いながら、もう一度「今を生きる」ということを少しずつでも実行していきたいと思っております。 









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プロフィール

Yasuchika Konno

Author:Yasuchika Konno
金野泰史
舞踊家/俳優/生躰研究家


1999年俳優を始め、2003年から舞踊(舞踏)・俳優・パフォーマンスアーティストとして活動を開始。音楽家、美術家、写真家など他ジャンルのアーティストとのコレボレーションも多々行う。
底辺から頂点に自身が日々稽古して探求する中で捉えた身体観、身体感覚を通しての表現を追求している。
2009年パフォーマンスグループ【KIUNJI】(キウンジ)を立ち上げる。現在は芸術企画【KIUNJI】としている。
また生躰研究家として「身体との付き合い方WS」も定期的に開催している。

このサイトでは、金野泰史、【KIUNJI】企画の公演情報や自身のステイトメント、また生躰研究家としての身体観や考え方をブログ形式でお知らせします。


公式サイトはこちら



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