心構え 2







「心構え」とは何だろう?



私はこう感じるのです。

「心構え」が出来ている人の心の在りかは腹腰にあると。





心というものは変幻自在であり、あっちにいったりそっちりいったりするもんです…頭を悩ませたりすれば、心が頭にあったり、恋をして胸ときめかせたら心は胸にあったり、腹が煮え繰り返るような怒りが来たときは、腹に心はあるけど、煮え繰り返っていることでしょう。



そんな心だから、少し意識すれば心の在りかを知り、心の感じも掴める。
そうすれば、心の状態、心の在りかを定めることも出来ないことはない。


それには鍛練が必要であり、常の在り方が重要になる。


そして、その鍛練には身体が重要であり、必ずリンクするものだ。


「心構え」=「身体構え」と言っても間違いでない。



最近、古武術家の甲野善紀氏がこんなことを言っておられた。

「心をしっかり」と、いくら言い聞かせても、そう簡単に心がしっかりするものでもないが、動きの質を高め、重心が落ちて、しかも足を踏ん張らない動きというのは、「しっかりしよう」と口で称えるよりも、ずっと実になると思う。


心をどうにかしようと、あーだこーだ考えるよりも身体、身体動作を鍛練することで心は自ずと決まってきて、「心構え」も出来るようになると言うことだ。



私もこの考えと同じ方向性で身体、動作を捉えている。


甲野さんの域までにはまだまだな私であるが、この時代に生きるものとして、このような身体性、身体感覚、身体動作術をより深め洗練し、少しでも広めていければと思っている。



で、「心構え」がしっかり出来ているときに、腹腰に心があると感じるのは、経験と日本の文化的観点からだ。

(丹田志向とは違うのだが)

私はとても深く集注出来ている時、心が頭にあらず、胸にあらず、落ち着いており、その在処と尋ねられれば、腹腰と答えるだろう。 


そのような心の在処である時の身体の感覚をこれからも模索し、探求したい。 











と、そんなことを偉そうに言いつつも、私は今腰を痛めてギブ~。 



いやはや、常の身体の使い方をどうやら勘違いしてしまっていたようだ。  実感をもとめるとこういうことになる(笑止)





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プロフィール

Yasuchika Konno

Author:Yasuchika Konno
金野泰史
舞踊家/俳優/生躰研究家


1999年俳優を始め、2003年から舞踊(舞踏)・俳優・パフォーマンスアーティストとして活動を開始。音楽家、美術家、写真家など他ジャンルのアーティストとのコレボレーションも多々行う。
底辺から頂点に自身が日々稽古して探求する中で捉えた身体観、身体感覚を通しての表現を追求している。
2009年パフォーマンスグループ【KIUNJI】(キウンジ)を立ち上げる。現在は芸術企画【KIUNJI】としている。
また生躰研究家として「身体との付き合い方WS」も定期的に開催している。

このサイトでは、金野泰史、【KIUNJI】企画の公演情報や自身のステイトメント、また生躰研究家としての身体観や考え方をブログ形式でお知らせします。


公式サイトはこちら



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