『見極め』







『見極め』が一番難しいと改めて教わったのは最近のことだ。



今それが試されている。 




流言飛語。 流れ飛び交う「情報」 



その激しい流れの中に飲み込まれないで済むのなら、ひとりつくねんと立ちすくみ遠くの「言葉」にみみも傾けられよう。



しかし今はその巨大な流れの中にいる。 抜け出すことは出来ない。 



その巨大な流れの中で、どう立ちい振舞うか?



そんなことを考えながら、私はイメージする。 





鶴のような渡り鳥。  静かな湖で、一本足でスッと立っている。 


あの様な立ち姿で、激流の中に立っていられるのだろうか? 


だが、私にはそれが難しいように思う。 しかも私の足は太いし、肩甲骨から羽が生えているわけではない。


私には空を飛ぶ羽はなくあるのはこの手この足。 


大地を踏むことのできる両の足、多くのものに触れられる両の手。 


そして私は出来る限り、この巨大な流れの源へと向かいたい。 


だから、激流の中で耐え忍び立っているわけにはいかない。 登り、進む必要があり、無論のこと流されているわけにはいかない。 


では、どやって? 


舟にのり、流れに逆らってオールを漕ぐのは無理がある。 


やはり流れの中に入り込み、遡る道を見定めて、両の足で、両の手で、登っていくしかないのだ。


なるべく当たらないように、なるべく馴染みながら、一筋のラインにしたがって進むしかない。 


時には流されることも、飲まれることもあるだろう。 


しかし観ることをあきらめなければ、ラインは観えてくる。


息を荒げることなく、静かに淡々としていれば身体が教えてくれる。 




とりとめもなく、そんなイメージをしている。




























 






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プロフィール

Yasuchika Konno

Author:Yasuchika Konno
金野泰史
舞踊家/俳優/生躰研究家


1999年俳優を始め、2003年から舞踊(舞踏)・俳優・パフォーマンスアーティストとして活動を開始。音楽家、美術家、写真家など他ジャンルのアーティストとのコレボレーションも多々行う。
底辺から頂点に自身が日々稽古して探求する中で捉えた身体観、身体感覚を通しての表現を追求している。
2009年パフォーマンスグループ【KIUNJI】(キウンジ)を立ち上げる。現在は芸術企画【KIUNJI】としている。
また生躰研究家として「身体との付き合い方WS」も定期的に開催している。

このサイトでは、金野泰史、【KIUNJI】企画の公演情報や自身のステイトメント、また生躰研究家としての身体観や考え方をブログ形式でお知らせします。


公式サイトはこちら



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