あと二日間。 あと二本番。



今日と明日で、梅田インスタレーションでの本番も終わる。 



今日ふと思う。 


「山は登ったら、降りないとね」 


そういったのは、まだ知ってから間もないのだが、情熱大陸でもピックアップされた山野井泰史さんだ。 

山野井さんは「やすし」で読み方は違うけれど、名前が同じ漢字だということで、より一層何かを感じてしまう単純な私だが、この人の本を早く読んでみたいと思っている。 (Amazon 頑張って!) 


それで、私はこの梅田氏が招いてくれた本番で、この山を登っている最中だ。 

登り方は定めているし、その山がどんな山なのかは、まだ登りつめてみないと分かりはしないのだが、どういう登山にするかは自分の中で決めている。 


そして、ふと「降り方」ということに目が行った。 


とだけどまだ、それがなんなのかは分からない。


山野井さんの話で、エベレストに夫婦で登頂した際、(奥さんもこれまた有名なトップクライマーなのだが)奥さんが雪崩にのみこまれて、登頂した山野井さんは、奥さんを助け、生きて下山することを考えながら、下山をはじめるのだが、そのさい目も見えなくなり、指先の感覚だけで、下山を試みるのだが、グローブをしていたら引っ掛かりが分からないので、素手で山の割れ目を探り当て降りていき、その際凍傷で指が駄目になってしまうということが分かっていたので、無くなっても困らない順に指を使おうと考えて、小指、薬指と使っていき、二週間後だっただろうか?下山した際には、両手の小指、薬指を第二関節から凍傷でなくしている。 確か足の指もなくしていると思う。
それでも、下山したときの写真を見ると、ご夫婦ともにどこか楽しげで、山野井さんの笑っている写真があったのだ。




「降り方」 まだ私の中で明確にはなっていないが、何かとても重要なものが潜んでいると感じている。 





とにかく今日明日は、登ることに専念し、頂を目指したいと思う。 


バックパックには、「感謝」と「ありがとう御座います」を詰め込んで。






 



追記で、山野井泰史さんの情熱大陸アップしておきました。 よければ見てください。


いや~、「凄い」という言葉さえも、憚れる様なご夫婦。  自分の甘さに凹み、悔しさもでてくるし、なんだかこっぱづかしいが、勇気をもらえる。 人間の可能性も確信できる。  でもちと私とでは次元が違うお人たちだ・・・ふ~(苦笑)


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プロフィール

Yasuchika Konno

Author:Yasuchika Konno
金野泰史
舞踊家/俳優/生躰研究家


1999年俳優を始め、2003年から舞踊(舞踏)・俳優・パフォーマンスアーティストとして活動を開始。音楽家、美術家、写真家など他ジャンルのアーティストとのコレボレーションも多々行う。
底辺から頂点に自身が日々稽古して探求する中で捉えた身体観、身体感覚を通しての表現を追求している。
2009年パフォーマンスグループ【KIUNJI】(キウンジ)を立ち上げる。現在は芸術企画【KIUNJI】としている。
また生躰研究家として「身体との付き合い方WS」も定期的に開催している。

このサイトでは、金野泰史、【KIUNJI】企画の公演情報や自身のステイトメント、また生躰研究家としての身体観や考え方をブログ形式でお知らせします。


公式サイトはこちら



金野泰史 稽古会 WorkShop(or lesson )案内はこちら


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