「教え」




私の師匠の先生が言いました。


「べし、べからずはないんだよ」


私の師匠は問いました。
(まだ若かれし頃に)
「そんなことを言っても、何か一つくらいはあるのではないですか?」


その先生は、その質問をとても真摯に受け止め、しばらく考えてから言いました。


「唯一あるとするならば、過ぎないこと…」


そう言ったそうです。



『過ぎないこと』



そして、私の師匠は言います。

「それには『見極め』が重要。それが、本当に難しい」と…



まだまだ私には計り知れない奥深さが秘められた質疑応答です。



「見極めるチカラ」
その大切さ、難しさは多少分かってきてはいるのですが、所詮それが「難しい」ことであるというのを分かって来ているだけだと感じております。



「天心」

これが私の見極めのチカラのヒントです。





(月初めにこの記事・・・象徴的だ!)









しかし「べし、べからず」というのは私の中にも多くあるのですが、これはある種の「呪い」ですね(笑)。 


この「呪い」を自分の力で解くことが(といっても自分以外で解けないとおもうので、自分の以外ないのですが)、人間の成長に繋がると思います。


これは幾つになっても継続して出来ることだと思います。 


我が師匠をみていると、本当にそう思います。 



「芸術は如何に自由になるか?」みたいなことを言った人がいますが、この自由は「フリー」とはまた違うものでしょう。 

「フリー」というのは、枠組みを、制約を外すことだとするならば、「自由」は様々な制約のなかで、それに捉われないことではないかと・・・ 


「自由」はとっても難しいと言っておくことにします(笑) 





○もう一つ思いつきの追記

 今の日本の社会って、「過ぎてる」社会かなって思う。 

そんなにしなくてもいいでしょ? そんなになくてもいいでしょ? それって本当に必要なの? 過剰じゃないの? だって余って捨ててしまっているでしょ? 

そう思うもの・ことがいっぱいあると思った。

それを豊かだというのなら、それに対して私は疑問を持つ。




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プロフィール

Yasuchika Konno

Author:Yasuchika Konno
金野泰史
舞踊家/俳優/生躰研究家


1999年俳優を始め、2003年から舞踊(舞踏)・俳優・パフォーマンスアーティストとして活動を開始。音楽家、美術家、写真家など他ジャンルのアーティストとのコレボレーションも多々行う。
底辺から頂点に自身が日々稽古して探求する中で捉えた身体観、身体感覚を通しての表現を追求している。
2009年パフォーマンスグループ【KIUNJI】(キウンジ)を立ち上げる。現在は芸術企画【KIUNJI】としている。
また生躰研究家として「身体との付き合い方WS」も定期的に開催している。

このサイトでは、金野泰史、【KIUNJI】企画の公演情報や自身のステイトメント、また生躰研究家としての身体観や考え方をブログ形式でお知らせします。


公式サイトはこちら



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