以前に珍しくトーク番組に出た樹木希林さん。(Astudio)

本来はゲストが知らないところで、ゲストの友人、家族を訪ねインタビューし、ゲストの知られざる一面を紹介するのだが、樹木希林さんは自身が指定する友人知人にインタビューすることで、番組出演を承諾したとのこと。


そのご友人の方々がまた奥深く面白い方々であったのは言うまでもないが、私が今でも心に残っているのは、樹木希林さんが指定したご友人を選んだ訳というのがあって、その共通項が、「この人達は『恥』を知っている人たち」と言ったのだ。


『恥』


この感覚をまだ私はよく分かっていない…だがとてもこの『恥』の感覚は重要だと感じている。


『恥』が人の価値観によって違うのは分かるのだが、単純に価値観の相違で片付けてしまってはいけないと感じる、ある種の危機感があるのだ。


マナーとかルールとかではない、人間の根本に持ちうるような恥の感覚。


根本は大袈裟かも知れないが、それ程大切な感覚に思うのだ。


これまた少し前に、「いまここに在ることの恥」辺見庸 著を読んだ。


私の中で、多くの眼が開き、深く問われる本であった。


辺見氏の問う『恥』

まだ私には把握しきれない、気づいていない『恥』があった。


そのことに、まず私は恥じたのだ…


この『恥』について、まだ私の中で問われつづけ、一段落もついていない。 なので今だ私の中で悶々としている。



もし今後私の中で一段落つくことがあれば、このblogに記録しておきたいと思う。



「恥を知れ!」



世間体や、庇護や、社会ではなく、存在する人間としての『恥』


そういう種類の、質の『恥』を知れ!と、遠くから問われているような気がする。







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プロフィール

Yasuchika Konno

Author:Yasuchika Konno
金野泰史
舞踊家/俳優/生躰研究家


1999年俳優を始め、2003年から舞踊(舞踏)・俳優・パフォーマンスアーティストとして活動を開始。音楽家、美術家、写真家など他ジャンルのアーティストとのコレボレーションも多々行う。
底辺から頂点に自身が日々稽古して探求する中で捉えた身体観、身体感覚を通しての表現を追求している。
2009年パフォーマンスグループ【KIUNJI】(キウンジ)を立ち上げる。現在は芸術企画【KIUNJI】としている。
また生躰研究家として「身体との付き合い方WS」も定期的に開催している。

このサイトでは、金野泰史、【KIUNJI】企画の公演情報や自身のステイトメント、また生躰研究家としての身体観や考え方をブログ形式でお知らせします。


公式サイトはこちら



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