「粋」



「粋」とは何だろう?



粋な男になりたいと思ったのだが、残念ながら私は粋を知らないのだ。


何となく雰囲気は分かる。
しかし、粋な人と私は生で触れ合ったことが無い。
記憶が無いのだ。
記憶にあるのは映画の中だ。
アウトロウ、ハードボイルド、仁侠、ヤクザ…

そんな映画の中の男達や女。
(あっそういえば、寅さん見たことがない)


他には
【「いき」の構造】九鬼周造 著
を頂いて読んだのだが、なかなか私には分かり辛くて、余り記憶にない。

また読んでみようかと思うが、粋はどうも論理的に分析しようとすることが出来兼ねる部類のものだと思う。



そう、「粋」は文化らしい文化だ。
すこぶる感覚的なことであって、文章化するには困難。


だから、粋を知るには、粋な人に触れ合うのが一番の方法となる。


そこで問題なのが、粋な人が周りにいないことだ。


私が子供の頃は、まだ粋という生き様も幾分残っていたと思うのだが、残念ながら粋な大人が周りにいた記憶がない。



そして今や粋は死語になりつつあるのではないかと思う、と言うことは、粋な生き様も死につつある。


粋…私にはとても格好いい生き様。
そんな人々が居なければ粋は死ぬ。
そして格好いい大人が居なくなる。

格好いい大人を知らない子供たちは、どうなる?


世間では私も充分に大人だ。
格好いい大人に成りたいし、その様を子供たちにも示してあげられたら…





そんなこんなで「粋」。


地位や名誉、生活環境、経済状況…そういうものとは関係なく、「生き様」というものを自分に問うてみることは重要ではないだろうか?

客観的なものに左右されない、「誇り」「恥」を兼ね備えた生き様。

粋とはそれを示してくれるいい言葉だと思う。

その言葉を失わないためにも、今の若い大人たちは「生き様」を見直すことが必要であると…


そう強く思うのです。







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粋……おそらくもう死語なのだろう。
でも男ならこの言葉に反応しない者はないと思う。
もしもこの言葉に反応できないのならば、大バカロウだ。
男は粋を目指すべき!一義的で申し訳ないが男の生き様に粋をなくして何があろうか。

でも、粋……。
粋をどう捉えるかで大分違う。

北野武のエピソードに粋な話は良く聞く。
洗濯機をねだった軍団の一人に、桶を送りつけてその裏にウン十万張り付けておいたとか。

すげぇ格好良い!

でも、思う。
成功者しか粋は成し得ないのか。
金が絡まなくては粋とは呼べないのか……


そうなのかもしれない。サラッと恩を返す。妙な言葉だが、成功した分の報酬をさりげなく身の回りの人に分け与える。
まず自分が成功しなければいけない。ここがなんとも粋な気が僕にはする。

コメント有難うございます。


平成生まれの人間は「粋」を知らない割合が多いだろうね。
嘆かわしいことだ。

だけど、それは大人のせいだと思う。


しかし、お金が絡まないとなかなか粋のエピソードというのは思いつかない。

「まず自分が成功しなければいけない」

そうかもしれない。 

でも、成功する前から粋じゃないと、恩を返すのを忘れるだろう。

成功も金を持つことだけではないから、そこの価値観をぶっ壊すのも、若き大人たちの役目だと思う。



プロフィール

Yasuchika

Author:Yasuchika
YASUCHIKA
舞踊家・俳優(+生躰研究家)


1999年より俳優を始め、2003年より踊り始め、2004年より、死んだら消える文化的かつ野性の身体観、生命観を学び始め、そのチカラを基とし、また蘇生させることを伴いつつ芸術表現へと転化させている。
2009年パフォーマンスグループKIUNJI(キウンジ)を立ち上げる。(2014 年より芸術企画として活動)
また2013 年より生躰研究家として「生きてるってどういうこと?」(=生因)や響命する身体を軸とし、身の持つ自然のチカラを活性させるワークショップや稽古会を行っている。
2017年9月舞踊家としての生前葬をソロ公演で行い、YASUCHIKAと改名し新たなスタートを切る。
また生躰研究家 金野泰史として「身体との付き合い方WS」も定期的に開催している。

このサイトでは、舞踊家・俳優 YASUCHIKA、【KIUNJI】企画の公演情報や自身のステイトメント、また生躰研究家としての身体観や考え方をブログ形式でお知らせします。


生躰研究家 金野泰史 稽古会 WorkShop(or lesson )案内はこちら


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