スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

台所で鍋にこびりついた汚れをこすりながら思い感じたことについて





先ほど鍋にこびりついた汚れを、アクリルたわしでこすっていた。

台所といっても狭い部屋に申し訳程度についている、マンスリーマンションのようなキッチンなのだが・・・

鍋についた汚れはなかなかのこびりつき具合で、力任せにやるとなかなかの重労働だ。
集注の仕方次第では途中で面倒くさくなって投げ出したなるアレだ。

そこで、バカみたいに力任せにやって、なかなかとれない汚れに対してイライラしても仕方がないので、生躰研究家としての感覚世界でのアプローチに切り替えたわけだ(笑)

誰でも経験があるかと思うのだが、水周りの掃除とかを始めると、時々ある種の集注世界に入って、時間も我も忘れて水垢をこすり続けていた・・・みたいな経験ってありますよね? 

そういう集注感ってとっても感覚的な身体が主導権を握っていたりするのですが、それってもっと突き詰めると瞑想状態と言っても過言ではない状態なんですね。

じゃあ瞑想って何?って話になるのですが、これは様々な見解、経験、認知があると思うんですが、私の見解では、感覚的な身体(感覚躰)が客観的な世界を凌駕している状態とでも言っておきましょう。
って何じゃそりゃって感じですが、もっと端的に言うならば、見えない、または観測、計測出来ないチカラまたは動きに乗っかっている状態。
ってこれも上手いこと言えてないな・・・もっと感想的に言うなら、「何だか分からないけど気持ちよかった」ってことでいいんですけどね。
まあ、そういう状態って気持ちいもんなんです。 気持ちいと言っても、刺激と反射による「気持ち~!」って感じじゃなくて、もっと漠然とした「快」「心地よさ」で、「ああ~気持ち~な~」(ある種の穏やかな状態)っていうその場では言葉にならない感じですな。 

私は俳優修行時代に(今も修行中ですがw)太極拳を教わったのですが、太極拳って「動く瞑想」って言われていたりするんです。
瞑想って「禅」が日本ではポピュラーだと思うんですが(今はヨガが人気かな)、客観的には禅って座っているだけでしょ? 動きませんよね。 そのイメージが強いから、瞑想って言うと「じっと座って動かないもの」って認識している人が多いと思うんですが、私から言わせると、動いていても全然瞑想状態になれるわけなんです。
(正確に言えば、座禅も客観物の身体は止めてますが、感覚躰は動いている)

とまあそんな感じで、鍋の汚れ落としに戻りましょう。

以前にもこのブログで書いたことあるかと思うのですが、家事っていうのはとっても優れていて、何が優れているかって言うと、身体の滞りを解消するのに、家事の動作って凄くいいわけなんです。

代表は掃除ですかね。
掃除に関しては、舞台のテーマでも取り上げたことがあるくらい、とても人間にとっていい行為なんです。
神官さんもお坊さんも職人の修行も掃除っていう過程はほぼあるとおもうんですが、その掃除を通してある種の動く瞑想状態を経験しなさいよ~ってことだと思うんです。 

で、家事に戻りましょう。
台所仕事。 いろいろな動作があると思うんですが、その台所仕事の動詞の種類を挙げたらいっぱいあるな~と思いつつ、それだけ動詞があるってことは、やっぱり日本文化が築いた台所の文化って凄いな~と感じ入っているわけなんですが、今回は鍋の汚れ落としってことで、私は「はがす」という動詞、動きの世界で、対応してみたのですが、まあいい集注感に入りまして(または乗りまして)、「快」を得たわけなんです。

なんで「はがす」っていう動き、感覚の世界にフューチャーしたかってことは、WSに来てもらえればお教えしますwww

ということで、いろいろあるのですが「はがす」ってところにチャンネルを合わせて、その感覚世界で、汚れ落としの動作をしておりますと、重労働感はないわけなんです。 それでもって、終わった後に、「快」がある。 
「快」をもう少し具体的にいうと、身体の風通しが良くなる、呼吸が入ってくる、滞っていたものが、流れていく、通りがよくなるって感じなんです。

家事って本当に良いものですね~!(水野晴郎風に)

とは言っても私はあまり好かんですが(笑)


そう、それで思うことがありまして。
現代って、便利の名の下に、家事の行為を奪われているな~と思いましてね。
そりゃあ、主婦の人に言わせれば、「あんたやってみなさいよ」って言われるのは目に見えるのですが、(苦笑)
そこの観点ではなく、上記の観点からいうと、ある意味、身体を整える機会の日常動作を奪われているんだよな~と思うわけなんです。

単純に言えばストレス解消法でもあるわけなんですよね、家事って。 
今の子等はあまり知らないかもしれませんが、怒っている奥さんが、台所で何かを刻む音が怖いっていう日常の風景や映画とかドラマのシーンとかよくあったと思うんですが、あれって完全にストレス解消を「切る」行為でやっているわけなんです。 そういう行為が日常から消えていけば行くほど、ストレス解消法を新たに作るか、溜めるしかないわけで、溜めてしまった場合の一つの文脈を大雑把に言えば、その溜まったストレスが病気を生み、病気が病院をはびこらせ、製薬会社が私服を肥やし・・・といった現代社会のバビロンシステムの悪循環が生まれるわけです。


とまあそんな感じで、こんな長く書くつもりはなかったのですが、身体のためにも家事はお勧めです! 

 
って全然まとまっておりませんがwww





スポンサーサイト
プロフィール

Yasuchika Konno

Author:Yasuchika Konno
金野泰史
舞踊家/俳優/生躰研究家


1999年俳優を始め、2003年から舞踊(舞踏)・俳優・パフォーマンスアーティストとして活動を開始。音楽家、美術家、写真家など他ジャンルのアーティストとのコレボレーションも多々行う。
底辺から頂点に自身が日々稽古して探求する中で捉えた身体観、身体感覚を通しての表現を追求している。
2009年パフォーマンスグループ【KIUNJI】(キウンジ)を立ち上げる。現在は芸術企画【KIUNJI】としている。
また生躰研究家として「身体との付き合い方WS」も定期的に開催している。

このサイトでは、金野泰史、【KIUNJI】企画の公演情報や自身のステイトメント、また生躰研究家としての身体観や考え方をブログ形式でお知らせします。


公式サイトはこちら


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。

金野泰史 稽古会 WorkShop(or lesson )案内はこちら


最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。