5・10
久々に告知以外のブロクだ。
今日は何だか多くの人からの便りが来た。 特に滅多に来ない大切な人々からの便り。
不思議なものだ。
今日(5/11)はちょっとした区切りの日。 その前日に訪れた便りたち。
正直言うとちょっと覚悟が必要な日だった。
そんな時にだね、大切な人々からの便りだ。
そんなこんなでこの言葉を思い出す。
「人の唯一の才能は感応だと」
この感応のストーリーを一つ。
自殺しようとしていた人が、親と住んでいるマンションのベランダから飛び降りようかと思っていたその時、いつもならやってこないであろう、その人の母親が、傍らに現れて、とりとめもない話を交わし、その人は自殺を思いとどまった。
その母親は、その人が自殺しようと思っていたことなど知らなかったらしい。
でも、絶妙なタイミングで、その人の佇んでいたベランダに現れて、とりとめもない話をする。
その話したという交流が、自殺を思いとどまらせたわけだ。
わかりやすい話だが、こういうのが感応の世界だ。
そんな感応を感じた今宵。
特にその感応を感じさせてくれたのが、俺の地元名古屋のツレだ。
たまたま用事で東京に来ており、ふと俺と飲みに行こうかと思い立ってくれたらしく、誘ってくれた。
俺も調度、稽古を終えて一人家にいたわけで、もちろんOK。
いつものように、興味深い話を聴いて、終わったのだが、俺はとても勇気づけられたというか、節目を迎えるには、ふさわしい会となったわけだ。
ありがとうユウ!
そして感謝をしながら、眠りにつくよ。
NEXTREAM21 ダンスコンテスト に出演します。
ちょっとした流れに乗って、danceコンペに出ます。
新作をやるので、(まあだいたいいつも新作ですが)観に来ていただければ幸いです。
2012 NEXTREAM21 DanceContest
4/30(月・祝日) 17:00〜
六行会ホール
〒140-0001
東京都品川区北品川2-32-3
Tel 03-3471-3200
最寄駅は京急本線、新馬場より徒歩2分
NEXTREAM21詳細
ticket:¥2500
KIUNJI105
「そのおとこ」
作品時間8'30"
構成、演出、出演:金野泰史
出演?齋藤真(友情出演)
音響:Rai
※現在の予定では、6番目なので、時間的には17:50位からの出番かと思われます。
テキスト:谷川俊太郎詩集「みみをすます」より「そのおとこ」を使用。
詩の言語と身体を同化させていくことで、如何なる身体言語を獲得していくことが出来るかに重きを置き、実験的かつ挑戦的な作品にしていきます。
●チケットは私までご連絡ください。
チケット置きが出来ない制作環境とのことなので、郵送させていただきますので、郵便番号ご住所を教ええいただくようよろしくお願いいたします。
自然の洗礼
昨日東京は台風並みの暴風雨でね。
ちょうど家に帰るときにかち合ったんだ。 しかも自転車で。
家を出る時に全然天気がいいもんだから、台風並みの天気になるなんて知らなくてね。
テレビも見ないし(見られないし)ラジオも聴かないから、さっぱり知らなかったわけだ。
それで、自転車で朝走っていたら、みんな傘を持っているわけで、何で?と思って携帯で天気予報を調べたら、
間違いなく雨降ると・・・その時思い出したんだよね、昨夜から洗濯物を干しっぱなしにしてて、家を出る前に、洗濯物を取り込むか否かの選択肢が頭によぎったんだ。 一度取り込もうと思ったんだけど、面倒くさいからってやめたんだよね。
あ〜あれは「勘」が働いたんだって思ったよ。
最近はあまりそういうことなかったけど、前にもそんなことがあってね、「勘」を無視したら、どえらい痛い目にあったんだよね。
まったく情けない話だね。 まあ、いい教訓でもあったわけだけど、やっぱり人間っていろいろ呟いてくれていて、そいつを注意深く拾ってあげるとスムーズに行くんだと思うんだ。 考え込んだ時は上手くは行かないけど、頭が漠となっていて、ふっと浮かんだことには乗ったほうが絶対にいいと思うよ。 そういうのって人間力が上がればどんどん増えてくると思うんだ。 意志っていうのは、主にそういうふっと浮かんだものを捉えて、乗るってところまでに使うのがいいと思う。
俺もまだまだ考え込んじゃって、その浮かんでくるものが見えなくなってしまうことが多々あるけどね。
でも、それも突き抜けて考えれば、また白紙みたいになるから、そこまで考え尽くしてないってことでもあって、ある分野においては考え尽くさないと「直感」ってなかなか湧いてこなかったりするしね。
で、話をもどして暴風雨
で、暴風雨の中を自転車に跨って帰ったわけなんですわ。
もう暴風雨が始まった頃には憂鬱になっていたわけだ。
だって洗濯物はおじゃんだし、濡れて帰らねばならないわけだしね。
でも、ああだこううだそれについて考えたって無駄なわけで、腹をくくって暴風雨の中に飛び込んでいったわけだ。
ありがたいことに、その日着ていった上着はゴアテックスでね、いや〜ゴアテックスはやっぱりいいな〜と実感していたんだけど、まあそれはそれとして。
自然の洗礼・・・
なんだが大げさな気もするけど、暴風雨の中俺は楽しくなったわけだ。
そうなったのも、「迎入れ」をしたからなんだよね。
濡れるのが嫌だ、自転車で帰るのが嫌だ、何故電車にしなかったのか?何故朝に夕方からの雨の情報をチェックできなかったのか?・・・等々愚痴、文句、後悔ばかりを並べていてもなんにも解決することはないから、OK!OK!濡れて自転車で帰ろう!って全て受け入れ、「迎入れ」したら楽しくなったわけ。
そりゃ、途中ズボンはベタベタになってくるし、風は強くて自転車漕いでも進まないし、とかもあるけど、その都度「迎入れ」したら、清々しくなってきたわけなんだよね。
「日々是好日」なんて思いつきながら、ワクワクして自転車かっ飛ばして無事帰宅。
洗濯物はもちろん全滅しとったけど、また洗えばいいや〜なんて思えてね。
で、しみじみ思ったわけだ。 自然の洗礼はこんなにも清々しく受け入れられるのに、社会の洗礼は全然清々しく受け入れられないのは何故だろうって。
やっぱり自然は、あたり前のように、「ありのまま」で「嘘がない」んだよね。
で、社会の洗礼は「意図的」で「嘘だらけ」なんだわな〜。
でも社会の洗礼も自然の洗礼のように「迎入れ」が出来るようになれば、ワクワクして清々しくいけるんだろうな〜と思ってはいるけど。 なかなかその道は俺には遠そう(笑)
だから、一番身近にある自然=身体に興味、好奇心がある俺には、その身体観に重きを置いたところで社会生活を送れるのが一番なわけだと自分に納得しつつ、勉強、研究していこ〜!
あ〜山に行きたい。
ワークショップ再開。
●私の公演都合により日程を変更しました。26日(木)が19日(木)へ変更します。
ご予定を立てていただいた方誠に申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
WS再開・・・再開?って、
実は内々でWSをやらせてもらっていて、それを一度中止していたのだが、再開しようと思い、再開にあたって、公にもしてみようと思いまして、打ち立ててみました。
ある意味実験的な要素も私の中にあるので、私が何かを教えるというよりも、私が提供したワークで、参加して下さる方自身の気付きと共に、私も徐々に進化していくような、WSにしたいという思です。
で、WSの案内はここでも掲載していきますが、基本的にこちらのhttp://ameblo.jp/kiunjiアメーバブロクに乗っけていく予定ですので、よろしくお願いします。
舞踊家・俳優 金野泰史
の
「身体との付き合い方WS」
2012
4/12(木) 4/19(木)
19:30〜21:30(2h)
¥1500
場所:世田谷区経堂某所
(場所等詳細はyasuchik69@yahoo.co.jpへお問い合わせください)
{コンセプト}
都会に住む人々にとって自然は遠い感じのするものです。
本来人間は、自然と共生して生きて行きながらこの身体を形作ってきたはず。
人類史に於いて、現代という時代はとても短い期間
その短い期間で現代の人の人間力は随分となくなってしまったように感じます。
私も例外なく、その短い期間に産まれた申し子。
そんな私が俳優や舞踊(舞踏)での舞台表現をしていくための鍛錬で
必要だと感じてきた人間力。
では、その人間力とはなんなのか?
それは一つに、広い意味でもある「自然との共生力」だと感じています。
如何に「自然」に生きられるか?
そして「自然」と生きることが出来ていけば、より人はハツラツと生きていける。
そう感じる中で、都会に住む人にとって、
お手本となる「自然」と呼ばれる森や海や山というのは遠いものだし
身近にはない・・・
でも一番近くに自然があった。
それが「身体」です。
その自然の身体とは、生きものとしての身体。
その身体をみつめ、嗜みをもっていけば、失われた人間力も回復してくると思っています。
そう考える私が、様々な経験の中から
これは「いい」と感じたものをみなさんに提供し、
皆さんと共に生きものである身体の自然力を発見していきたいと思っております。
【work内容】
客観物としての身体を意識して動かすことからはじめ、
それから徐々にの生きものとしての身体感覚などを織り交ぜていき、
自然という身体、今まで出会ったことない身体、生きものとしての身体と向き合って行く時間にして行きたいとおもっております。
日頃なかなか自身では作ることのできない、
生きものとしての身体と触れ合って頂ければと思っております。
※私が表現者であるので、表現者向けなアプローチとなる傾向はありますが、
danceWSではないので
趣味で踊りを嗜んでいる方、
身体を動かすのが好きな方、
身体に興味がある方
私の身体観に興味のある方
でありましたら参加可能です。
(参加者全員が表現者である時はdance的な事もします)
参加希望の方は、yasuchika69@yahoo.co.jp へご連絡下さい。
よろしくお願いします。
金野泰史
「根なし草」
「根なし草」
そう表現したのは、私の友人である身体表現者だ。
私にとって、何年か前、全く芸術に関心のない友人達に最終的には泣きながら訴えていた程の命題である。
そして先日、その命題であったものを思い起こさせるものを見に行った。
インドネシアDancerと日本人Dancerが日本人Dancer主体で作品を作る過程を公開するものだ。
日本人Dancerは、日本ContemporaryDance界でも名があり、テクニックも素晴らしい女性Dancer二人である。 (その内の一人が、今回のプロジェクトの主宰)
インドネシアのDancerもContemporaryの要素を取り入れて、新しいものを生み出そうとしているベテランと若手のDancerだ。
いくつかのWorkを行いつつ、構築して行こうとしているが上手くいかないようで、その中でもある程度作られたものを提示していたが、両国共にテクニックが素晴らしいため、今時のContemporaryDanceとしては見応えのあるものであった。
その中で、インドネシアDancerに主体を預けてやったものを見て、既に感じていた、「根あり」と「根なし」の差をありありと感じさせられた。
その違いは、私にとっては既に知ってはいることであったが、やはり衝撃的であったのだ。
「舞踊」という表現世界において、如何にDanceTechniqueが優れていようと、根がなければ、舞踊にはなりえないと感じさせる歴然とした事実が、目の前に展開していたのだ。
(私にとっての舞踊とダンスの違いはとりあえず置いておいて)
「根=文化」
世界中で唯一ではないかと思われる文化を失った国「日本」。
伝統、かつての風俗に携わっている者なら、多少対抗出来るかもしれないが、装いや環境、いにしえの言語、リズム等々の武装があったとしても、根本的な身体に宿る文化が消滅していることにおいては、ほぼ日本人は壊滅状態であると思われる。
それを今更どうこう言っても始まらない。(と自分の中で処理はした)
だから、俺たちはタンポポの綿毛。
風に吹かれてどこかへ飛んで、そこで根を張っていくしかない。
オーガニズムみたいに、その土地で根を張って、その土地で生まれでるものをやるしかないのか?! もっと違う飛び方が出来るのか?
「人間は大地から離れては生きては行けないの」(シーターのセリフ)
そんなこんなで、よそものとして東京へ来た者として(生まれは東京だけど)、なんだか今の東京には根を貼れる場所がないように最近は感じ始めている。
根を張れた気になっても、プラント植物みたいに、地球と直接繋がってない、養殖された花しか、実しか成らないんじゃないかって。
でもそれも、考え方を変えれば、根の張りどころを、大地から、地球から離れて、もっと大きな枠組みの中に根を張ればいいのではないか? 地球上の生物という枠組みからはなれて、もっと大きな、もっと深淵なる生命というもののフィールドにおいての根の張り方があるんじゃないか?
そんな空想に思いを馳せながら、この地球で生きるものとして、再度生きているとはどういうことなのか?ということを見つめなおしていきたいと思っている。


