金野泰史出演、舞台「戦争と一人の女」案内 3/10~3/12

 




舞台



 「 戦争と一人の女 」






戦争はほんとに美しい

 
もっと戦争をしゃぶってやればよかったな



(坂口安吾『戦争と一人の女』より)


昭和の戦前・戦後にかけて活躍した近現代日本文学を代表する作家のひとりである坂口安吾による短編小説『戦争と一人の女』を原作に、男性1人、女性4人のキャストを迎え、劇作家/演出家/役者として活動する上田晃之が、舞台作品として構成/演出します。


【公演概要】

タイトル:「戦争と一人の女」 原作:坂口安吾

構成/演出:上田晃之

出演:金野泰史、長澤しずか、祭美和、森衣里、竹中めぐみ


公演期間:2017年3月10日(金)~2017年3月12日(日)

公演スケジュール (全6回公演)

3/10(金)[昼]:15時開演(プレビュー)/[夜]:20時開演

3/11(土)[昼]:14時開演 /[夜]:19時開演

3/12(日)[昼]:13時開演 /[夜]:17時開演

※開場は開演時間の30分前


会場:APOCシアター

東京都世田谷区 桜丘5-47-4 (小田急線千歳船橋駅より徒歩2分)


STAFF

舞台監督:大橋律子 
照明:株式会社MOON LIGHT 
音響:Bo-z Exp 
映像:アベユウナ 
音楽:大西穣 
舞台美術:今井祥子/木嶋美香 
衣装:金田かお里 
題字:白石雪妃 
宣伝デザイン:山田真介 
宣伝写真:kaesan 
制作:大橋律子/木嶋美香/丹沢美緒 
協力:喫茶茶会記/マリエ・エンタープライズ/(株)ビジョン・ファイブ/滝口敦子/樋口和歌子/原龍之介 他 


料金:予約3500円、当日4000円、プレビュー3000円 
 ※全公演全席自由

チケット取扱:公演HPの予約フォームにて
金野用予約ホーム



SNS


主催:上田晃之 

問い合わせ先:hitorinoonna2017@gmail.com




チラシ表 戦争と一人の女_convert_20170210005008 







チラシ裏 戦争と一人の女_convert_20170210005049 





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舞台「戦争と一人の女」メモ①




春一番が吹いた日、坂口安吾の命日であった。


私はその日、脚色・演出の上田晃之と共に、今回の公演の題字を揮毫いただいた
雪妃さんの個展(2/22迄)を観に行き、帰路に着く。



私は当たり前のこととして電車にのり最寄り駅へまで電車に身を委ねる。
電車の中は、多少込み合ってはいるが、個人の自由が阻害されるほどの込みようではなく、
私は座ることは出来なかったが、私の自由によって、本を読んだ。
本の世界に入っていく。
他の乗客の存在は消えていく。

今自分がどこを通り、どの駅を通り過ぎていっているかは、気にしていない。
メトロに於いては特に、路線と地上地図が私の中で照らし合わされておらず、
気にするも何も、認識していない。
ただ自分の最寄の駅へ向かっているであろうことを信じて疑わず。
電車に身を委ねている。

電車を何度か乗り換える。
ただただ、案内と朧な記憶に従い、漠然と私は電車を乗り換え、
また電車に行き先を委ねる。

それは、最寄り駅の前の駅を出発して、間もなくであった。
運転手の運転ミスなのか否か、突如電車が強く揺れ、
乗客が一斉にドタりと重くつまづく。
その時、私の中から消え去っていた乗客たちが立ち現れ、
私は驚きと共に、背筋を凍らせた。

私はあまりにも無自覚に、電車に身を委ね、
誰とも知らない人々と共に、運命を何者かに預けている。
かりそめの自由は、電車の揺れによって、幻想であることを突きつけられ、
私は次の駅までに激しい拘束を感じた。

否応もなく私は運ばれている。
走る電車から飛び降りることも出来ず、
ただ私の運命を委ねるしかない。
もし次の駅が私の降りる駅でなかったら、
私はどうするのだろうか?
私には電車を止めるブレーキも、走らせるアクセルも持ってはいない。
たとえホームに降りられたとしても、駅が違えば、
私はまた無自覚に電車に乗り、個人の自由というようなものを貪るだろう。
そもそも私は自分の降りる駅を、電車のアナウンスなしに知ることが出来るだろうか?
私の駅・・・

ひとりびとりが立ち現れている。
その誰とも知らない、ひとりびとりを、
私はただ気配として感じている。
注視はしない、いや、する氣力がないのだ。

「ひとりびとり」の濃度が薄れていく。
茫漠とした「ひとりひとり」は「ひとびと」となり「ひとひと」になり
オノマトペへ回収されていく


私はうろたえながら、自分に問うている。
私は電車から降りる勇気があるだろうか?
または、乗らないという選択肢を知り得ているか?

電車はもう動き出している。
どうやら、乗らないという選択肢を持ち得ないまま、
私は電車に乗っている。
行き先の分からない電車に乗っている。

過ぎた後の線路を眺め、

行く先の線路を眺める。
雲行きはあやしい・・・
その鈍く重い感覚は確かに感じられる。







私は辺見庸氏の「1★9★3★7」(イクミナ)を読んでいる。
1/30日に辺見さんの講演会があり、その時にご本人と握手をし購入した文庫本だ。
その握手をした際に、去年の3/12に行った自身のイベント「5years」において、辺見さんの「瓦礫の中から言葉を」がなければ、私の表現はなかったことを簡潔に説明し、御礼をいうことが出来た。
そして、辺見さんの握手は、なんとも力強かった。
半身麻痺で癌も患い、目もずいぶん悪くなり、サインも出来る状態ではない辺見さんの握手には活力があった。
力強い、活力があった。

今年も辺見さんの「1★9★3★7」を一つの地図として、深く潜って行こうと思う。

「1★9★3★7」のことも書こうと思ったが、また別の機会にしたいと思う。






ライフワーク

 

2017年1月28日
旧暦の元旦

その日

私はヨシズミ トシオさんの幅約15mの作品の前で舞った。

2017年をはじめるにあたって、これほどの機会はこれからの人生においてそうそうないことだろうと思う。



舞わせて頂けないかと話をもちかけたのは、1週間前。

たまたまSNSをチェックしたら、ヨシズミさんの個展があるではないか!

でも、そのタイミングでよかったのだと思う。
早くもなく、遅くもなく、(実際は遅いとはおもうがww)

そして、わざわざ日程を調整して頂き、1/28に舞わせて頂くことに了承を得る。


TOSHIO YOSHIZUMI(Englishで見て下さいね)

ヨシズミさんは芸術家として本当に凄くて、私にはまだ手の届かない領域の作品を産み出す方です。
実際に世界的に評価を得てもいます。ヨシズミさんの作品が真似されたりもするほどに。

初めての出会いから10年近くになるかと思います。
私が直接つながっている本物の芸術家です。

本物・・・それはどの時代においても本物である。


それで、1週間前に、舞うことのオファーをする際に、私はこれをライフワークにしようと思い至った。
舞踊家としてのライフワークをしたいと、以前より考えており、
その考えがピタッと降りて来たのであった。

前回より、ヨシズミさんの個展で舞う準備をして臨んでおり、
それより前は、ただ個展を観に行ったら、パフォーマンスしない?って感じでやったのが2回くらいあるのかな?
そんな流れもあって、やっとそれがライフワークというところに落ちてきたのだと思う。


このライフワークには、観客がいない。
いや、観客を私は欲しない。
鑑賞者を排し
純粋に、本物の芸術作品と只々向かい合う時であり
それを十全に味わう場である。

なんとも有難く、幸福である。



ということで、そのアーカイヴをここに載せておく。
上から新しいものです。

そして、この動画をとり編集しアップしてくれたa ri A Ru Creationzに感謝を捧ぐ。





















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11/27(日)つくば国際アーティストレジデンス“Father Sky Mother Earth Exhibition Event”出演します。




つくば国際アーティストレジデンス
“Father Sky Mother Earth Exhibition Event”
松岡大舞台芸術プロデュース

11/27(日)
14:00~15:00

入場無料

つくばふれあいの里
〒300-4211 茨城県つくば市臼井2090−20
父スカイ母なる地球展示エリア(野外)
※雨天時は室内に移動


詳細
http://www.tsukuba-art-center.com/


出演
柚楽弥結衣
即興音楽家)
http://yulayayoi.com/
https://youtu.be/beFTl91OJ2o
https://youtu.be/HvXLqDFBNGA

金野泰史舞踊)






当日のパフォーマンス映像がアップされたので、
リンクをアップしておきます。

とても素敵なパフォーマンスの場を提供していただき
篠原さん、池澤さんはじめ、関わって下さった地元の方々
そして、レジデンスのアーティストのみなさま
誠にありがとうございました。
感謝!

10/15 第48回"a ri A Ru Creationz" The Art Project -YOJYO- に出演します。








ー YOJYO ー
 
第48回ありあるクリエーションズ 
アートプロジェクト


 ワークショップ(昼)

パフォーマンス公演(夜)

於:【コガミライ文化祭2016 ~Sozo世界を旅行する~】

場所:古河 鍛冶町 酒井蔵 
住所:〒306-0023 茨城県古河市本町1丁目3−37
   JR宇都宮線 古河駅 西口徒歩3分

日時:2016年10月15日(土)
   
   昼13:30~14:30
    出演アーティストによるワークショップ
   
   夜19:00~20:00
    【YOJYO】パフォーマンス公演


料金:昼のワークショップは基本無料
   (一部数百円かかるもの有り)

   夜の公演は観覧料(当日受付)全て1ドリンク付き
   一般¥2,500
   
障害者・障害者¥2,000
   中学生以上¥1,000
   小学生以下無料



出演者:
荒谷 健道 Takemichi ARAYA (建築家/maker)
金野泰史 Konno Yasuchika (舞踊家・俳優・生躰研究家)
齋藤 英恵 Hanae SAITO (ダンサー)
Bo-z EXP a.k.a Eiji Yamamoto
 (トラックメーカー /サウンドデザイナー)
ヨシズミ トシオ Toshio Yoshizumi (美術家)
恒星 Kohsei (アーティスト)




"a ri A Ru Creationz" The Art Project
ーYOJYOー
WebSite




ーYOJYOーFacebook eventpage








ワークショップ内容:子供から大人までどなたでも参加可

1、
【カリンバ制作 ~楽器作りに挑戦しよう!~】
トラックメーカー /サウンドデザイナーの
Bo-z EXP a.k.a Eiji Yamamotoさんが
オリジナルのカリンバ作りを担当!

2、
【YOJYO ~パフォーマンス公演の美術を作ろう!~】
参加者皆さんと、パフォーマンス公演での重要な美術の一部を出演者みんなと一緒に作ります。作品作りに関わって、よりアート世界を身近に感じて、夜のパフォーマンスにも新たな捉え方が生まれるかもしれません!




パフォーマンス概要と詳細:

―― YOJYO(よじょう)――


水の流れであり 風の流れである

たゆたう感覚の そこはかとない香りである

何にも形容できない彼方へ 

彼方もまた たった今 此処なのかもしれない




ーーーーーーーーーーーーーーーー

詳細:
ありあるクリエーションズでは、様々な表現の可能性を掘り下げるべく、展示のみならず、身体表現についてもここ近年、様々な場所と形態で、公演を行っております。
今回お集まり頂いた六名の出演者は、ありあるクリエーションズでの関わりが深い皆さんです。また、今回はその他にもアーティストを志す若者の皆さんの参加も予定しています。
また、コガミライ文化祭2016開催によって、未来への芸術文化の発展を願うばかりでなく、より身近に暮らしと共にある芸術を感じて頂ければと存じます。

得体の知れない何かに属してしまう前に、はたまた自動的に何かにゾクしてしまっている私たちに、改めて無限の心の領域に潔く爽やかな風を通すべく、今回もまた【YOJYO】というアプローチで表現の可能性を掘り下げたいと想う次第で御座います。


【YOJYO】迄のあらまし:
昨年のコガミライ文化祭2015では、【a ri Us】と題して、
アートと地産地消、私達とアートをテーマに、
古河第一小学校にて、生徒の皆さん、親御さんの他の皆さんと、また出演者には、古河の農家をお迎えして、パフォーマンスとワークショップを開催しました。

初めに、出演者が採れたて野菜と共にパフォーマンスし、パフォーマンス鑑賞後に、野菜から出来たの色を使ってワークショップでは大きな絵を描きました。描く前の野菜の色は色とりどり鮮やかな色でしたが、完成してみると、本当にごくごく僅かな色の違いしか出ないことに、驚きがあったかとおもいます。しかし、それがかえって日々徐々に変わっていく自然の移ろいを見ているようで、繊細な違いを感じる、良き機会となったのではないかと思って居ります。

今回は、ワークショップで制作体験をして頂き、そこで出来あがった美術をパフォーマンスで活かすカタチとなります。

今回もまた皆さんと共に作り上げる【YOJYO】がどんな作品になるのか、私たちも楽しみでございます。

皆さまの御来場を、御高覧お願い申し上げます。






                                     文:恒星 Kohsei 

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プロフィール

Yasuchika Konno

Author:Yasuchika Konno
金野泰史
舞踊家/俳優/生躰研究家


1999年俳優を始め、2003年から舞踊(舞踏)・俳優・パフォーマンスアーティストとして活動を開始。音楽家、美術家、写真家など他ジャンルのアーティストとのコレボレーションも多々行う。
底辺から頂点に自身が日々稽古して探求する中で捉えた身体観、身体感覚を通しての表現を追求している。
2009年パフォーマンスグループ【KIUNJI】(キウンジ)を立ち上げる。現在は芸術企画【KIUNJI】としている。
また生躰研究家として「身体との付き合い方WS」も定期的に開催している。

このサイトでは、金野泰史、【KIUNJI】企画の公演情報や自身のステイトメント、また生躰研究家としての身体観や考え方をブログ形式でお知らせします。


公式サイトはこちら



金野泰史 稽古会 WorkShop(or lesson )案内はこちら


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